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Laboratry Long hair

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髪を早く伸ばすための三つの要素


髪の毛を構成する材料---要素1
材料を髪の毛に組み立てるホルモン---要素2
髪の毛が育つ環境 (場所)---要素3

これらの要素は日常生活の中に潜んでいます。以下で何をど
のように活かすか解説します。
 

要素1 = 材料


構成成分・ケラチンタンパクの生成

髪の毛の構成成分を毎日の食生活の中で充分にとり続ける。
髪の原材料としてのタンパク質と、タンパク質を組織に変える亜鉛を採取する。また組織の成長をサポートするホルモンに必要な食材を紹介します。要素1で「充分にとり続ける」と書いたのは、これらの材料が成形されるためには良質な睡眠が効果を大きく左右するからです。つまり、仮に過剰に採っても毎日の睡眠ごとにしか働かないから、採り過ぎは効果がないのです。亜鉛の採りすぎは身体に重大な影響をもたらしますから採取量と食事の内容やバランスなどを専門の機関の資料を参考にされることをお勧めします。

構成成分(ケラチンタンパク)生成のために

  • 「タンパク質」を含む食物
    • 牛乳・牛肉・豚肉・鶏肉・大豆・納豆・豆腐・豆乳・魚・卵
    「亜鉛」を含む食物
    • 牡蠣・あさり・豚レバー・牛もも肉・たらばがに・するめ・大豆・納豆・高野豆腐・ごま・そら豆・アーモンド・玄米・とうもろこし・松の実・チーズ

要素2 = ホルモン


髪を成長させるためのホルモン分泌を促進させる
「アルギニン」を含む食物
  • 高野豆腐・大豆・納豆・味噌・肉類・甲殻類・カツオ・マグロ・ゴマ・ピーナッツ・レーズン・牛乳・チョコレート
「ビタミンB6」を含む食物 (アルギニンを吸収するため)
  • にんにく・鶏ひき肉・豚レバー・まぐろ・いわし・さんま・牛もも・牛レバー・とうがらし・ゴマ・
その他効果的---「パントテン」を含む食物
  • 酸鶏レバー・豚レバー・牛レバー

要素3 = 環境


適度な刺激のある環境をつくる 
  • 頭皮及び毛根部分に刺激を与える事で、血流を促進しホルモン分泌を促します。またこの刺激は髪の毛の率直な成長を促すことにもつながりますから、くせ毛の矯正やストレス性の脱毛予防にも効果が期待できます。
要素3の実践-1 リンパマッサージ
  • 頭皮のマッサージ デコルテから頭皮までのマッサージをしてください。デコルテは美容室よりも、リンパマッサージを施せる専門店をお奨めします。
要素3の実践-2 毛根の膠着を防ぐ
  • 髪を縛ることで毛根の向きを意図的に変える。---ポニーテール・三つ編みなど
    髪を縛らない日常では、毛根の向きが一定で向きが変わるほど動くことはあまりありません。頭皮のマッサージや髪を縛ったりまとめたりすることで毛根が本来の方向とは異なる方向に向き変えられます。この刺激によって毛母と毛鞘細胞が柔軟になります。くせ毛、縮毛に矯正効果が期待できます。
要素3の実践-3 充分な睡眠
  • 髪の伸長は「成長ホルモン」の活性にかかっています。このホルモンは睡眠中に多く働くことがわかっている。しかも深い眠りほど活発になるらしいのです。アミノ酸のひとつ「アルギニン」は成長ホルモンを強力に増やす。

要素3(補足)心を穏やかに笑顔で暮らす


過度なストレスは消化不良を起こすことからあなたが求める養分の摂取が妨げられます。また「成長ホルモン」が活躍する睡眠の質が低下することで髪が伸びやすい環境が阻害されます。穏やかに暮らすこと,充分な栄養を採取すること、すべてが美しさの源であるといえます。



美容師にできること


(製作中)

女性の”生き方”としてのロングヘア


(制作中)




このレポートは引き続き加筆を重ねます。
当ラボでは、様々な実験やサロンでの事例をあげ、いろいろな観点から報告を積み重ねたいと思っております。今後の取組みとして オイルの親和性と浸透性、クシの通り易さ=髪のつやに関与する、さらに毛穴に皮脂がたまると毛が抜けるってほんと? など普段何気なく認めてしまっている事柄にも事例が揃い次第検と報告にまとめたいと思います。
同業の方からのご意見、ご指摘などもいただければ幸いです。

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